山科なす

yamashinanasu 伝統野菜

 来歴については文献も無く不明ですが,現在の山科区一帯で古くから栽培されていたなすです。左京区吉田で栽培されていた「もぎなす」を大型に改良したものとされています。

特 徴  幹が太く枝は直立します。樹勢はやや弱く,葉は広くてやや長円で浅い欠刻があります。果形は長円形又は卵型で,濃紫黒色で光沢があります。果皮は薄く,肉質が軟らかいので,日持ちせず,輸送に適さないために栽培が減少しました。

栽 培  昭和6年には山科地区で35haもの栽培がありましたが,現在は4戸の農家によるわずかな栽培のみです。「京都市特産そ菜保存ほ」として京都市が種子の保存を山科区勧修寺地区の農家に委託しています。

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